梅雨の時期は、洗濯物の部屋干しの出番が多くなりがちですよね。いつまでも乾かない衣類が部屋の中にあると鬱陶しく感じたり、生乾きのにおいが気になったりと悩みも尽きません。
ただでさえ梅雨でジメジメしているのに、室内干しの洗濯物に場所を取られて部屋中にジトっとした湿気がこもり気分もどんよりしちゃいますよね^^;
そこで梅雨の洗濯物を部屋干しする時のエアコンのドライ運転や除湿器・扇風機それぞれの良いところをうまく活かした乾かし方から、部屋干しの臭いが取れない時の洗剤の使い方について調べてまとめました。
梅雨の洗濯物の部屋干しエアコンの除湿機能の設定温度は?
梅雨は湿度が高いので洗濯物の部屋干しもなかなか乾かず、生乾きの臭いの原因菌であるモラクセラ菌などの雑菌が繁殖してしまうことに!
エアコンの除湿(ドライ)機能を使って室内の湿度を下げることで洗濯物を早く乾かすことができますが、うまく乾かなかったり嫌なニオイが残るという方はエアコンの設定温度を低くし過ぎていないかチェックしてみてください。
梅雨に室内に洗濯ものを干してエアコンの除湿運転を使って乾燥させるる時にピッタリな設定温度ですが、人が気持ちよく過ごせる温度が部屋干しした衣類にも最適です。
温度でいうと27℃が梅雨時の部屋干しに最もマッチした設定温度です。
エアコンの除湿で設定温度を27℃にしているにもかかわらず、洗濯物の乾きが悪かったり消臭問題がクリアされないという人は、部屋干しした洗濯物同士の距離が近すぎないか見直してみてください。
衣類にあたる風が触れる表面積を増やしてあげることで、洗濯物も早く乾きやすくなります。握りこぶし一つくらいの間隔をあけるようにして、部屋干しするようにしてみてください。
また、扇風機などをうまく併用して室内の風通しを良くし部屋の湿度を下げてあげることで、外干しのようにカラっとまではいきませんが室内干しでもある程度はやく乾燥させることができます。
梅雨の洗濯物は除湿器と扇風機どっちで乾かすのがいい?体験談も
次に梅雨の洗濯物は部屋干しだけでは乾くのにかなり時間がかかってしまうので、バスタオルや衣類が少しでも早く乾くように除湿器や扇風機を併用して乾燥させているという方も多いと思います。
けど結局どっちが良いんだろう?って悩んでませんか?
除湿器を使った方がより短い時間で乾くという方もいれば、うちでは扇風機の方がよく乾くよという意見もあって正直バラバラです。
では梅雨の部屋干しランドリーで、除湿器や扇風機を利用して衣類を早く乾かし生乾きのいやな臭いを解消するにはどのように使えばよいのでしょうか?
それぞれを活用した乾かし方について調べてみました。
除湿器を使って洗濯物を乾かす場合
除湿器を使って衣類の室内乾燥をおこなう場合は、なるべく狭い室内や場所を選んで洗濯物を干すようにしてください。そうすることで、エアコンのドライ運転を使って乾かすよりも短時間で衣類やバスタオルを乾燥させることができます。
また除湿器を使った部屋干し乾燥では、室内を閉め切った状態で行うことと設置する場所に留意してください!
除湿器は洗濯物の間近に設置し、衣類の下から除湿器の風を送ってあげることですばやく乾燥させることができます。
洗濯した衣類などに含まれる水分は重さによって下の部分へ溜まりやすいので、洗濯物の上のほうは早く乾くのに下の方はジトっと濡れていてすぐに乾いてくれないということが多いです。
除湿器は室内干しの洗濯物のほぼ直下に設置し、一番乾きにくい下の方から温風が当たるように乾かしてください。
扇風機を使って洗濯物を乾かす場合
扇風機も同じく、洗濯物の下の乾燥しにくくより湿気がたまりやすい部分に風が届くように設置してください。
乾燥するのがおそいジーンズなどはハンガーを2本を使ってアーチ干しするなど干し方を工夫して扇風機の風をあてることで、そのまま部屋干しするより約4時間ほど乾燥時間を短縮することができます。
扇風機のファンの角度と首振り設定をして洗濯物の端から端まで風が届くようにし、室内の空気が循環して風の通りが良くなるようにしてください。
扇風機の風力設定ですが、弱・中・強から「中設定」の選択をオススメします!
「強」が一番速く乾くのではないかと思われがちですが、実際は「中」と乾燥する時間がほとんど変わらないうえに電気代も「中設定」のほうが2時間の使用で「強設定」よりも0.3円ほど安いのでおすすめですよ!
除湿器と扇風機を利用した部屋干し体験談
我が家では以前住んでいた部屋の湿気がものすごくて、特に梅雨の時期の洗濯物には苦労しました。
なのでエアコンは使わず、除湿器と扇風機をセット使いすることで室内の除湿と部屋干しの同時乾燥をしていました。湿気って目に見えないけどこんなにあるんだ!というくらい梅雨の時期は除湿器に溜まる水の量が半端なかったことを思い出します^^;
今の家では湿気問題は解消されたので、エアコンのドライ機能を使って乾かすか、湿気が多くて部屋干しが乾きにくいときには扇風機乾燥も行っています。
除湿器を使った部屋干しで注意してほしいのが、室内がものすごく暑くなるということです。
初めて利用したときは、洗濯物を外で干すのと変わらない速さですぐに乾燥するのはうれしかったのですが、除湿中は部屋を閉め切っているので室内の温度が上がって息苦しさを感じたのを覚えています。
ですので、除湿器を使って室内干しの洗濯物を乾かすときは、使っていない空き部屋などを利用して乾燥させるとことをオススメします。
梅雨の洗濯物の臭いが取れない時の洗剤の使い方とは?
梅雨の洗濯物、乾かない問題と同時にイヤな臭いが残ってしまうことでお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そんなときは洗剤の使い方を見直してみてください。
洗濯物の生乾きの臭いの原因は、汚れがしっかりと落とせていないことです。洗剤は液体よりも粉のほうが汚れが落ちやすいため、梅雨の洗濯では液体よりも粉洗剤を使うことをおすすめします!
また、洗濯をする時に使用する水や洗剤の量にも注意が必要です。
節約のためにお風呂の残り湯を使って洗濯をしているという方は、これが洗濯物の生乾きのニオイが残る原因かもしれません。
お風呂の残り湯にはたんぱく質や皮脂などが含まれて汚れています。キレイにするための洗濯物にきたない水を使って洗っていては本末転倒です!
部屋干しの臭いの原因にもなるため、お風呂の残り湯で洗濯するのはやめましょう!
また、生乾きの匂いがひどいからといって洗剤の使用量を勝手に増やすのもNGです。
洗剤の量が増えることで泡立ちすぎて逆に洗濯物の汚れが落ちにくくなり、黄ばみの原因にもなりかねないため、洗剤を使用する量はしっかりと守ってくださいね!
それでも梅雨の洗濯物の室内干しで衣類などに鼻を突くイヤなニオイが残るという場合は、洗濯槽の汚れが原因ではないか疑ってみましょう。
汚れたものを洗っているんですから、洗濯槽が汚れているのも当たり前といえば当たり前ですよね^^;
洗濯槽の裏側の目に見えない部分についたカビや雑菌を放置することは、汚れを取り除いてきれいになるはずの洗濯ものにさらに汚れをつけていることと同じです!
洗濯槽も汚れていることを心得、月1回は必ず専用クリーナーで除菌洗浄するようにしましょう!
まとめ
それでは、今回の記事について再度まとめておきますね。
【梅雨の洗濯物の部屋干しの乾燥方法】
・エアコンの除湿の設定温度は27℃にする
・除湿器を利用した乾燥のポイントは空き部屋を閉め切って使うこと
・除湿器は洗濯物の近くに置き下からの温風が届くようにして乾かす
・扇風機は室内干しの衣類の下部分に風が届くようファンの角度と首振り設定を
【室内干しの臭い対策】
・洗剤は粉洗剤を使用し使用量は正しく守る
・お風呂の残り湯を使って洗濯しない
・最低でも月1回は洗濯槽専用クリーナーを使って掃除をすること
中途半端な生乾きで部屋干しした洗濯物に臭いニオイが残らないようにするためには、これらのポイントを押さえていかに短時間で乾燥させるかがカギとなってきます。
梅雨の間の湿気でうっとうしい部屋干しも、この記事を参考に少しでも快適になればうれしいです♪
コメント